虚しいと感じる瞬間や心理
良い出会いが無いとき
恋人と別れたばかりだったり、なかなか恋人が出来なくて焦っていたりする時に、一生懸命に合コンや出会い系パーティーに参加することがあると思います。
しかし、毎週のように出会いを求めてそのようなものへ参加しているのに、なかなか良い出会いに巡り合えない時に、ふと虚しくなってしまうと思います。
こんなにも数をこなして、たくさんの異性と会話をする時間を得られているのにまったく良い結果が得られず、それ以外にも、自分自身のタイプだと思える人さえ見つからないときは特に虚しくなってしまうと思います。
自分自身に自信があるタイプは特に虚しく思うのです。
それなりに魅力があると思っているのに、まったく異性からアプローチを受けることがなかったり、自分自身からアプローチをしても相手からあまり良いリアクションが得られなかったりしたときは、虚しさ以外にも自信を喪失してしまうことすらあると思います。
さらに、合コンや出会い系パーティーへ参加している時間とコストをかけすぎてしまっていると我に返り、自分自身の貴重な時間を無駄に消費してしまったと思い、さらに虚しくなってしまうのです。
生産性の無い時間を過ごしたとき
何の生産性も無い時間を無駄に過ごしてしまった時に虚しさを感じます。
例をあげると、休みの日や寝る前に暇だと感じてた時などに、ゲームに熱中してしまい何時間も時間をつぶしてしまった時にふと時計を見て予想以上に時間が過ぎてしまった時に、虚しく思うと思います。
さらに、ゲームをセーブしたと思っていたのにされておらず、クリアされてしまったと知った時はさらに虚しさを感じると思います。
休みの日にゴロゴロとお昼過ぎまで寝てしまったり、ネットサーフィンで何の得にもならないようなサイトや動画を視聴してしまったりして、あっという間に時間が過ぎていると冷静になった時も同様と思います。
また、寂しさを埋めるために一人で飲みに行ってダラダラと過ごし、酔っぱらって気持よく帰ってきたとしても、家には誰も待っている人もおらず、酔いがさめた時に虚しさが襲ってくるのです。
このように、自分自身にとって何の生産性も感じない時間を無駄に過ごしてしまったことに対して、自分自身はいったい何をやっているんだろうという、冷めた心理が働くため虚しさが倍増してしまうのだと言えると思います。
誕生日やクリスマスに何の予定もないとき
自分自身の誕生日やクリスマスなど、恋人がいれば楽しい日を過ごせる大事な日となるのですが、恋人がいないことで何の予定も埋まらず、一人で過ごしているときに虚しさを感じることがあります。
また、クリスマスやバレンタインデーなどのイベントを重視するタイプではないと自分自身では思っていたのにもかかわらず、イベントの時期が近づくと意外に気になってしまって虚しさを感じることもあると思います。
仲の良い友達がクリスマスに恋人と過ごしていたり、自分自身と同じフリーの友達がいても、その友達は別の友達と遊びに行ってしまい、自分自身は一人で何もすることがなく、さらに休みの日と重なったときは予定が無くて虚しさが倍増すると思います。
そして、自分自身の誕生日を誰も覚えておらず、誰からもお祝いのメッセージなどもらえなかったり、家族からもお祝いの一言すら無かったりした時にも虚しさを感じると思います。
誰も自分自身を気にかけてくれていないと強く感じてしまう瞬間でもあり、それによって虚しさが襲うのです。
また、誕生日やクリスマスに対して、自分自身は別に気にしていないと虚勢を張って強がっている自分自身にも虚しくなると思います。
自分自身は1人なのだと感じた瞬間
人が虚しいと感じる瞬間は色々と思いますが、1番は、人との関わりに関することです。
つまりは、自分自身は1人なのだと感じた瞬間です。
例をあげると、休みの日に予定がない時だったり、誰かと予定を合わせる時に、自分自身はいつでも良いのに予定が合わなかった時だったり、誕生日にお祝いしてくれる人がいなかった時だったりといった分かりやすいものがあります。
しかし例をあげると、プライベートでは恋人も親友もいるのに、それでも仕事の時には虚しさを感じる…なんていうこともあるのです。
つまり、プライベートでは1人ではないのに、仕事上では気が合う人がいなくて1人なのだと感じてしまうということです。
また、一人暮らしをしていて、隣の家から楽しそうな声が聴こえてきた時や、友人のSNSの楽しそうな投稿を読んでしまった時などには、いくら恋人や親友がいても、1人なのだと感じ、虚しいと感じるものなのです。
恋人や親友がいても、喧嘩をしてしまったり、気持ちをわかってもらえないと思ってしまった瞬間などには、1人なのだと感じてしまうものです。
つまり、どのような交友関係があっても、誰にでも虚しいと感じる瞬間はいつまでもやってくるということなのです。
将来に希望を持てない時
虚しいと感じる瞬間としてあげられることが、生きている意味がわからなくなった時です。
普段は何も考えずに決められた仕事をこなして生きているものです。
仕事が大好きならそれだけでも良いと思いますが、多くの人は、他に目標を持って仕事をしているものです。
何か欲しいものを買うためだったり、どこか行きたい場所へ行くためだったりといった近い将来のこともあれば、結婚するための資金だったり、まだ子どもがいないときでも子どもにかけるお金のためだったりといった遠い将来のこともあります。
しかし、そのように、将来に対して、目標や希望を持てないと、虚しさを感じてしまいます。
例をあげると、欲しいものややりたいことや夢はあっても、ギリギリの生活なので貯金ができないときだったり、結婚したくても恋人がいなかったりといったときがあるのです。
このように、将来に対して希望を持つことができないと、何のために自分自身は今働いているのか、これから何のために生きていくのか、と悩みに悩んでしまいます。
そして、結果的にはその答えも出ず、ただただ虚しいと感じてしまうのです。
常に他人と比べてしまうという心理
虚しいと感じる心理として、他人と比べてしまうということがあげられます。
周りで出世している人がいたら、出世できない自分自身に虚しさを感じます。
周りで結婚している人がいたら、結婚していない自分自身に虚しさを感じます。
これらは、自分自身がもともと持っている夢であってもなくても関係がありません。
生涯独身でいたいと思っていても、友人の幸せな家族の様子を知ったら、独身でいる自分自身が虚しく感じるものなのです。
つまり、早く結婚したいと思っているとき、友人が結婚してしまったら、より一層、虚しく感じてしまうということになります。
人は比べたくなくても自然と他人と比べてしまうものです。
自ら情報を得ようとしなくても、情報は色々な所から入ってくるものです。
ニュースを見ているだけでも、街を歩いているだけでも、色々な情報は入ってきますし、色々な人と関わります。
そして、これらのことは生きることで欠かせないことでもあります。
そうして、その情報や人との関わりの中で、知らず知らずのうちに他人と自分自身を比べてしまい、知らず知らずのうちに虚しいと感じてしまうものなのです。
虚しい時の対処法
虚しく感じる原因を見つける
虚しいときの対処法は、自分自身が虚しいと感じる原因を見つけることです。
何の理由もなしに虚しく感じる人はいません。
虚しさには何らかの原因があり、それを見つけることさえ出来れば、対処することが可能なのです。
例をあげると虚しいと感じる原因が一人が寂しいからであれば、友人や恋人などを呼べば虚しさは解決可能なと思います。
人によって虚しさの原因は違いますが、なのでこそ今一度考える必要があるのです。
当人以外には虚しさの原因なんて決して分かりません。
どうして虚しいと感じているのか、自分自身に問いかけてみてください。
いずれ答えが見つかるはずです。
どうしても原因が分からなければ、家族や友人、あるいは恋人などに相談してみるのもありです。
自分自身が虚しく感じていることを誰かに知ってもらうだけでも、多少はマシになることがあります。
それに人と話すことで、見えなかった自分自身の心がふとした瞬間に見えるかもしれません。
特に自分自身について知っている人と話せば、自覚していない自分自身自身の発見に繋がる可能性が高いです。
自分自身から見た自分自身と他者から見た自分自身は異なることがあるため、「どうして虚しく感じていると思う」などと問いかければ、原因発見の手助けになることと思います。
好きなことを好きなだけやってみる
虚しく感じるときの対処法の一つに、好きなことをとことんやってみるというのがあります。
人間誰しも夢中になれるものを持っているはずです。
虚しいときは心の底から楽しいと思えることをやれば、気分もだんだんと明るくなってきます。
大事なのは自分自身が楽しいと思うことや好きなことなどに挑戦することです。
そうすれば虚しさなんて、いつの間にか吹き飛んでいます。
もし楽しいと思えることがなければ、誰かに相談するのも一つの手と思います。
人から薦められてスタートしたものが、一番の趣味になっていたなんてことはよくある話です。
ですので楽しく人生を送っている人に相談して、楽しいことや面白いことなどを見つけてみましょう。
聞いただけでは判断がつかなければ、気になったものに挑戦してみることです。
やってみないと自分自身に合っているかどうかは分かりませんから、なんにでもトライしてみて、心から楽しい、面白いと思えるものを発見していくのです。
このように色々なことに積極的に挑戦していけば、虚しさを感じることは少なくなります。
楽しいと思えることさえ見つかれば、虚しい人生とは無縁になるといっても過言ではありません。
現実を受け入れる
虚しいと感じる原因には、思い描いていることと現状が違うというものがあります。
どういうことかというと、例をあげるとお金持ちになりたいと思っているのに現実は違うといったことです。
このように理想と現実が違えば、人間というものは虚しさを感じるものなのです。
こうした虚しさを解消するためには、今の現実を受け入れることです。
自分自身が置かれている現実は不幸ではなく、幸せなものと受け入れることが虚しさを解消するための方法なのです。
実際問題、普通に生きていることが案外幸せなことなのです。
しかし人間というものは現状には満足することなく、常に上の段階を求める生き物です。
なのでこそ一段階上のステージに憧れては虚しさを感じます。
ですが仮に一段階上のステージに行けたところで、今度はもう一つ上のステージに憧れを抱いてしまうため、結局は虚しさは消えません。
一度理想を処分して、今生きている現実こそが幸せなんだと理解しない限りは虚しさは一生つきまとうと思います。
日常を送れるということがどれほど幸せなことなのか、それにさえ気づくことが出来れば虚しさを感じることはなくなるはずです。
心も身体も一休みさせる
何をどうやっても虚しさばかり感じてしまうときは、何もしないでゆっくりと心も身体も休ませるのが一番です。
無理に楽しいと思えそうなものを探してそれを実行しても、そのことにさらに虚しさを感じてしまったら余計に気力がなくなってしまったり、生きる意味自体がわからなくなってしまうこともあります。
何をしても達成感がない、面白くないと思ってしまう自分自身を好きになれずに苦しくなってしまうかもしれません。
虚しさを感じるときというのは、無理矢理気持ちを向上させようとしたところでそれも難しくなってしまうので、そんなときには心も身体も休息を求めているのだと判断してください。
仕事などやるべきことはこなさなくてはなりませんが、それ以外の自由な時間は好きなものをお腹一杯食べて、温かいお風呂にゆっくりと浸かり、ふかふかのお布団で思う存分惰眠を貪るのです。
休みの日にはあえて何も予定を入れずに一昼間ボーっと家で過ごすのがいいと思います。
そんな過ごしかたに飽きてきて頃には「何かしたい!」と自分自身から物事に興味を持って意欲的に当たれるようになっています。
自分自身の努力を自分自身で認めてあげる
虚しさを感じるときというのは、努力したことが何も実を結ばなかったり無駄になってしまったときなどによくあります。
そんなときにはヤケを起こしてしまいたくなったり、今まで積み重ねてきたものを全て壊してしまいたくなる衝動に駆られてしまうこともあると思います。
「どうせ自分自身はどう頑張っても駄目なのだ」と自己否定に走ってしまい、虚無感に苛まれてしまうのです。
しかし、努力をしてきた自分自身を誰も認めてくれなくても、頑張って何かを成し遂げようとしてきた自分自身を自分自身自身で認めてあげなければなりません。
悔しい思いをどこかにぶつけたり、泣き喚いても構いません。
友人に愚痴を吐いても構いませんし、頼りになる家族や恋人に甘えてもいいのです。
虚しいと思うということは、何かに期待して行動を起こしてそれが達成できなかったことで自分自身自身に腹を立て、失望しているからに他なりません。
ですが、何のために努力をしたのかをよく考えて冷静になることも大事です。
落ち込むだけ落ち込んだ後には冷静になって、理性的な考えを蘇らせた後に次にどう行動するべきか選べるようにしてください。
理想と現実のギャップを埋める
理想を高く持ちすぎる人というのは、現実とのギャップに苦しめられて虚しさを感じやすくなります。
こんな自分自身になりたいと思って努力をしているのに一向にそうなれない、こうあるべきだという事柄があるのに改善のために尽力してもよくなっていかない、妥協することを知らない完璧主義者に多いジレンマです。
本当はこんなことになるはずではないのに、という気持ちが潜んでいるからこそ力のない自分自身に失望して虚しくなってしまうのです。
理想を持つことは大事ですが、現実を近づけさせようと努力をしてもそうならないものが世の中たくさん溢れています。
それがわかっていても欲望が尽きることがないのが人間というものでもあるのです。
ですが、絵空事を並べたところで手に入らないものはどうあっても手に入りません。
虚しさの解消のためには、同じ理想を持つのであればハードルを下げて叶いそうなものにすること、今ある幸せに気が付く努力をして現実になっている理想の数々を知ることが必要です。
案外見ているようで見ていない幸福はたくさんありますし、努力で現実に可能な理想も多いものです。
それを知って身の丈に合った幸せに満たされてください。
虚しいときこそ忙しくしよう
ふと、「虚しい」と考えてしまうときは、たいてい時間があるときです。
何もすることがないと、滅多に起こらないことに対して強烈な不安をいだいてしまったりなどしてしまうものです。
虚しいと感じる時や心理もこれと同様で、いってしまえば「暇なので」こそあれこれ考えて虚しくなってしまうのです。
それを逆手に取って、とことん忙しい毎日を送ればそんなことは考えなくなりますし、今までとはまた違った充実感を得られることと思います。