外に出たくない心理、外に出たくなる方法7選!【外出、性格、家、趣味、仕事】


外に出たくない心理

家が最高に居心地が良い

外へ出たくないと思う人には、「家にいることが大変に居心地が良い」という心理があります。

一人暮らしにしろ、家族がいる人にしろ、とにかく家にいることが最高に心安らぐというのが、こうしたタイプの人の心理と言っていいと思います。

このタイプの人のとき、特別に何かを楽しむために外出を避け、家に居続けようとするわけではありません。

何をするわけでもなくても、ただ家にいること自体が、大変に心いやされ、安らぐわけです。

今現在、そうした居心地の良さを実感していて、「家っていいなあ」と感じているのなので、あえて外出する必要を感じるはずがありません。

こういう人は、仕事が終わったり、外出先で用事をすませると、どこへも寄り道することなく、一刻も早く家に帰ろうとします。

よく、旅行から帰ったときに「やっぱり家が一番」と言う人がいると思います。

外出したくない人は、別に旅行へ行かなくても、常に「家が一番」と考えているのです。

家にいることだけで、最高の気分になれるのなので、外へ出ようという気持ちになれないのは当然と思います。

家に最高の居心地の良さを感じているというのが、外へ出たくない人の心理なのです。


孤独癖があり、人とかかわることが嫌い

家の外へ出れば、自分自身以外の人と何らかのかかわりを持つことになると思います。

山奥の一軒家に住んでいるということが例外ですが、人は家から外へ出れば、だれかと出会い、だれかと関係を持つようになるものです。

それを嫌う心理から、外へ出たくないと思うことが少なくありません。

たとえば、店に入れば店員とかかわりを持つことになります。

飲食店ならメニューを注文するために店員と会話しなくてはなりません。

本屋などでも、隣で立ち読みしている人と、なんらかのかかわりが生まれる可能性はゼロではないと思います。

ただ町を歩いているだけでも、人とかかわりを持つことは、日常的にあるものです。

孤独癖がある人、人とかかわることが嫌いな人は、そういうことを避けたいと思うに違いありません。

自分自身の家にいる限り、そうした他人とのかかわりを避けることが可能です。

たとえ、家に訪問者があったとしても、居留守を使って玄関に出なければいいのです。

もちろん、外出をすれば必ず他人とかかわりを持つというわけではありません。

しかし、何らかの人間関係が生じる可能性はあると考えていいと思います。

人とかかわることが嫌いな人は、そうした可能性を「リスク」と考え、可能なだけ外出を控えるようになるのです。


可能なだけお金を使いたくない

お金を使いたくないという心理から、外へ出たがらないということも少なくありません。

今は通販を使用するのがふつうになっていますから、家にいる限りお金を使うことはないとは言えないと思います。

しかし、家にいるのと外出するのでは、外出したほうが当然、お金を使う機会は多くなります。

特に、一人の外出ではなく、友達などといっしょにどこかへ出かければ、まったくお金を使わないというわけにはいきません。

付き合いで飲食をすることもあると思いますし、交通費がかかるということもあると思います。

「お金を使いたくない」と考えている人にとって、それは無駄な出費にほかなりません。

こういうタイプの人は、外出先でお金を使いながら、「家にいさえすれば、こんな出費をすることもなかったのに」と後悔することになるのです。

一人の外出でも、店で目に留まったものをつい衝動買いしてしまうということもありえます。

衝動買いをするクセのない人でも、前から欲しいと思っていたものが安く売られているのを見て、買ってしまうこともあると思います。

可能なだけお金を使いたくない人は、そうした出費を避けるために、外へ出たくないと思うわけです。


めんどくさい

「外へ出たくない」と思う心理の中でも代表的なものが、「めんどくさい」ということと思います。

おそらく、外出嫌いの人にその理由をたずねた際、もっとも多く上がる理由に違いありません。

では、どうして「めんどくさい」と思ってしまうのか、それは物理学の「慣性の法則」に照らしてみるとわかりやすいと思います。

物理学の慣性の法則は、「外からなんらかの力が加わらない限り、静止している物体は静止し続けようとし、動いている物質はその動きを継続しようとする」というのものです。

この法則は、実は人間の心理にも当てはまるのです。

じっとしている人は、無意識のうちにその状態を続けようとします。

たとえば、「おなかがすいたから、あの店に行って、あの料理を食べたい」と思って、休みの日に外出することがあると思います。

それは「食欲」という「力」が加わったために、静止状態から動く状態に変化したわけです。

物理学と同様、人間心理も、そういう何らかの「力」が加わらない限り、今の状態を続けようとするのです。

つまり、「めんどくさい」と思うのは、「現状を維持したいという慣性の法則」が働いているからにほかなりません。


心配性で外出するリスクを考えてしまう

外へ出たくない人には、ものごとをネガティブに捉えてしまうという心理もあると考えていいと思います。

家にいるというのは、多くの人にとって、もっとも安全な状態にほかなりません。

もちろん、家にいても火災に遭遇するとか、地震で家が倒壊するといったリスクはあります。

しかし、外出すれば、それよりも多くの危険にさらされると考えていいと思います。

交通事故に遭うかもしれないし、強風にあおられて空から何らかの落下物があるかもしれません。

人ごみの中に入っていけば、風邪やインフルエンザに感染するというリスクもあります。

さらに言えば、ひったくりなどの犯罪に遭遇する危険もあると思います。

一つ一つのリスクはそう大きくなくても、いろいろなリスクを総合して考えると、外出にはかなりの危険が伴うと考えられるのです。

それを考えれば、家でおとなしくしているほうがずっと安全であることは言うまでもありません。

ネガティブな思考のために、「家の外に出れば危険がいっぱい」と考えてしまい、結果、可能なだけ外出を避けるということになるのです。

心配性で外出のリスクを考えないではいられないというのが、外に出たくない人の心理と言うことが可能なと思います。


家での楽しみがあって、それをしたい

家での楽しみがあるために、外出するよりも家でそれをしたいというのも、外へ出たくない人の心理と考えていいと思います。

その楽しみは人それぞれ違います。

ゲームをするのが楽しいとか、DVDで映画を見るのが何よりの趣味だとか、読書好きだとか、曲鑑賞が好きだとか、人によって趣味や楽しいことは違いますが、共通しているのは「それを家ですることが好き」ということです。

スマホでゲームをしたり、読書をしたりするのが趣味のときは、外出先でそれを楽しむことも可能なと思います。

しかし、わざわざ外へ行ってそうした趣味を楽しむより、家でやったほうがそのことに集中可能なにちがいありません。

また、たとえば「熱帯魚を飼うのが趣味で、飼っている熱帯魚を眺めているのが、何よりも楽しい」というようなときは、家にいなければそれを楽しむことは可能でせん。

もちろん、熱帯魚屋さんへ行って、熱帯魚を見るという楽しみ方もあると思いますが、家にいるときのように長時間、だれにも邪魔されずにそれを楽しむということは難しいと思います。

読書でも曲鑑賞でも、家にいれば好きなように好きなだけ楽しめるというのが、外へ出たくない理由であり、それを楽しみたいというのが、その人の心理なのです。


外に出たくなる方法

外での趣味を作る

外に出たくないという人でも、家の中で可能な好きなことや趣味があることと思います。

今は視野が狭くなっていて、身近で可能な簡単な趣味で満足しているかもしれませんが、その趣味をもっと広げてみると、外に出たくなるかもしれません。

例をあげると体を動かす趣味を持つこと。

ジムに通ったりするだけでも外に出ることになりますし、普段あまり目にしない自分自身の家の周りを散歩しながら散策するというのも良い方法です。

他にも、誰かのコンサートに行ってみたり、料理教室に通ってみるなど、一度きっかけを作ってみれば、意外と自分自身の趣味に繋がるものが見つかることがあります。

何か楽しむ目的があり、外に出るきっかけがあれば、自然と外に出たくなってくるものです。

家の中だけで可能な趣味は、毎日可能な気軽な趣味かもしれませんが、週に一度程度でも外に楽しみを作ることで、外に出る楽しさを少しずつ感じることが可能なと思います。

体を動かすこと、普段身近ではできないこと、もっと趣味を深めるものなど、自分自身が興味あるもの、趣味の延長上から、外で楽しめる何かを発見してみると良いと思います。


生活のリズムを見直してみる

仕事の関係で遅くに帰宅したり、夜中に自分自身の時間を満喫していると、次第に起きる時間が遅くなっていきます。

休みの日の朝、何時頃に起きているかを一度チェックしてみると良いです。

「明日は休みなので寝られるだけ寝よう」とか、「明日休みなので朝まで起きてても平気」と、だらだらとした生活を送ってしまうと、メリハリがない生活になっていきます。

寝る時間が長すぎたり、逆に短すぎることによって、体はだるく感じ、せっかくの休みの日でも外に出たくないとなってしまうのです。

すっきりした目覚め、体の軽さを求めるためには、朝早く起きて行動を開始すること。

朝早く起きた分だけ暇や余裕が可能なため、「何かすることないかな」「時間もったいないな」と行動したい気持ちを持つことが可能です。

外に出て体を動かしたりリフレッシュすることで、気分がすっきりしたり、充実感を得ることができ、スムーズに夜も眠りにつくことが可能です。

結果、規則正しい生活のリズムができ、体も気持ちも開放的に、且つリラックスした状態をキープすることが可能なのです。

夜更かしやだらだらした生活になっていないか一度チェックし、朝なるべく早く起きてみるといった行動をとりいれてみるだけでも、外に出たい気持ちを持つことが可能なと思います。