安物買いの銭失いをやめたほうがいい理由
無駄金を使うことになるから
安物買いの銭失いをやめることで、お金を貯めていけるようになってきます。
安物ばかり買っていると、一見得をしたように思ってしまいます。
ただ改めて考えてみると、安いからといって無駄に物を買い込んでしまい、結局は使わないまま処分してしまうことになるのです。
安いからと心が大きくなり買い込んでしまうことで、お財布の中は空っぽになってしまいます。
安物を必要以上に買わなければ、その分だけ財布に残る金額は多くなり、生活に困ることもなくなってきます。
特に、知らないうちにお金が無くなってしまう人は、この傾向が強くなっているので十分に気を付けてみましょう。
買い物に行くときには、必要なものを事前にメモにしていくことで、いらないものを購入することを防止しやすくなります。
メモしておけば、それだけを目当てに買い物に行けばいいので、必要のないものに目移りしてしまうことがありません。
また、あえてセール品などが開催していないときに買い物に行くのも効果的になってきます。
セールをしていなければ、通常価格で買うしかなくなり必要以上に物を買わずにすむからです。
商品を無駄に捨てることになるから
商品を無駄にしてしまうことになるため、安物買いの銭失いをやめたほうがよくなってきます。
安い商品だと買い込みすぎてしまいますが、物を買い込んでも使える量には限度が存在しています。
食料品を安いからと買い込んだとしても、生もののように消費期限を過ぎれば食べられなくなる食品もありますし、化粧品など使用期限を守らないとお肌にトラブルが起こるものもあるのです。
この事実を無視して買い物してしまうと、結局は使用しないまま捨てることになってしまうのです。
物を無駄にしたくない人も、結局はゴミを増やすことになり環境のためにもよくありません。
また、長期保存に耐えられる製品を購入したときでも、家に長いこと保管しておくことになり、家の整理を行えなくなってしまいます。
家に必要以上の物が溜まれば、うまく整理整頓ができなくなるため、ゴミ屋敷化する可能性も出てくるのです。
安いからといって物をため込んでもいいことはないので、その時に必要になる分だけの物を購入するようにしましょう。
その都度必要な分だけ買えば、せっかく買った物を捨てることもありません。
本物の価値を理解可能なから
本当に価値のある物を買えなくなる点も、安物買いの銭失いをやめたほうがいい理由になってきます。
安い物でも必要な物は存在していますが、一般的には安ければ安いほどその価値は下がってしまいます。
小物も安ければすぐに壊れやすくなり、長く使用していくことが可能でせん。
すぐに壊れるものを購入してしまうと、短い期間で再度同じ物を買わなければならず手間とお金がかかってくるのです。
最初から高いものを購入しておけば、品質も高いため少しのことでは壊れることがありません。
なので、長く愛用していくことができ、物に対しての愛着もわくようになってくるのです。
本当に役立つ商品を手にしたい人は、今すぐ安物買いの銭失いをやめたほうがよいと思います。
また、高いものを購入すれば本物の品質を実感可能なようになり、物に対する価値観を変えられるようになります。
本物を購入することで、品質の高さから使用感、高級感などを感じることが可能になり、心を豊かに保てるようになるのです。
心を豊かに保ちたい人は、安い物にとらわれず本当に良いものだけを購入してみてください。
後悔したり自己嫌悪することがなくなるから
「安いから」という理由で物を買ってすぐにダメになれば、誰でもガッカリし、「買わなきゃよかった」と思うものです。
「安物買いの銭失い」と呼ばれるのは、そうしたことが人よりも多く、頻繁にある人と考えていいと思います。
つまり、買い物をしては後悔し、「なんで自分自身はいつも安物を買ってしまうんだろう」と自己嫌悪するのが、安物買いの銭失いなのです。
また、多くのとき、人からそう呼ばれる以外にも、自分自身でもその自覚があるのが、安物買いの銭失いの特徴と言っていと思います。
特に、「そういう自分自身を改めたい」と少しでも考える人は、その自覚がはっきりあるわけです。
ということは、そうした買い物の仕方を改めることによって、これまで安物を買っては繰り返してきた後悔や自己嫌悪をしなくてすむようになるわけです。
安い買い物をしてすぐに廃棄しなくてはならなくなったり、使い物にならなくなった時の嫌悪感を味わわなくてすむようになるのが、安物買いの銭失いをやめる大きなメリットと言っていいと思います。
ひとことで言えば、「嫌な思いをしないですむ」というのが、改めたほうがいい理由ということになります。
買ったものを大事にするようになるから
安い物を買えば、どうしてもその物に対する愛着は薄くなります。
心のどこかに「どうせ安かったんなので」という意識があるため、ぞんざいに扱ったり、大事にしなかったりしがちなのが、人間心理というものです。
安物買いの銭失いの人は、安い物を買う機会が多いため、そうした心理を人より持ちやすいと考えていいと思います。
前項で説明した通り、安い物を買ってすぐにダメになれば、ガッカリし、後悔もしますが、それはそれほど深い後悔ではありません。
その時は嫌な気持ちになるものの、「まあ、いいや。どうせ安かったんなので」と考え直し、心からの反省をしないために、再び安物を買ってしまうわけです。
それを繰り返すわけですが、こうしたことが習慣になると、物を大事にしようという意識が希薄になります。
「物を大事にしない」というのは、人間にとって明らかに欠点ですし、人からも軽蔑されます。
安物買いの銭失いをやめて、それなりの値段のちゃんとしたもの、グレードの高いものを買うようになれば、その心理は改まります。
特にこれまで安い物ばかり買ってきた人が、グレード重視で物を買うようになれば、人一倍、買った物を大事にするようになると思います。
今度はそれが習慣になり、「物を大事にする人」なれるのが、安物買いの銭失いを改めたほうがいい理由なのです。
粗悪品の流通に加担することをやめられるから
この世に「安物買いの銭失い」と呼ばれる人がいるということは、それだけ粗悪品が流通している証拠と考えていいと思います。
粗悪品が一切売られていないならば、安物を買って損をする人が出てくるはずがありません。
そういう人がいて、しかもその数がけっして少なくないのなので、世の中には「安かろう、悪かろう」という商品がかなりの割合で流通しているということになります。
ということはつまり、「安物買いの銭失い」の人が多くなればなるほど、ますます粗悪品の数が増えると考えていいと思います。
その結果、世の中に「安かろう、悪かろう」の商品があふれかえるということになってしまうかもしれません。
言い方を変えると、「安物買いの銭失い」の人は、自分自身では気づかないうちに、粗悪品の流通に加担してしまっているということになります。
なので、それを改めることによって、粗悪品の流通に加担することをやめることが可能なのです。
「ちゃんとした物が、適正価格で販売される世の中」に関与することが可能なのが、安物買いの銭失いをやめるメリットの一つということになると思います。
安物買いの銭失いをやめる方法
バーゲンや割引という言葉につられない
安いと思っても、たくさん買ってしまったら結局お金を使うことになってしまいます。
バーゲンセール、割引価格、という言葉につられてしまう人は要注意です。
こんな人は、少しでもお得に買えるように、普段からチラシなどをチェックしているかもしれませんが、安いからと言って必要のないものまで買ってしまうという危険性もあります。
また、バーゲン、というと今しかない、みんなが買ってしまう前に買っておかなければ、などという心理がどうしても働いてしまいます。
そして、多くの人がバーゲンなのでとお店にかけよってみんながこぞって買い物をしている様子を見ていると、「自分自身も負けてられない」と思ってしまったり、周りにつられて買い物をしてしまう、ということがあるのです。
バーゲンに限らず、「割引商品」や、「まとめて買うとお得」、というような商品も要注意と思います。
割引になっているのはそれなりの理由があるもので、割引でたとえお得に購入できた、としても、結局愛着があまりわかずに雑に扱ってしまったりするものです。
また、流行遅れのもので長く使用できなくなったり、食べ物なら賞味期限が過ぎてしまって使える期間が短かったりして、結局はもったいないお金の使い方をしてしまいます。
ショッピングは買い物したいものがあるときだけ行くようにする
なんとなく街をぶらぶらしていると、欲しいものがどうしても次々と出てきてしまうものです。
お金を使うつもりがなくても、ちょっとふらっと衝動買いをしてしまったり、コンビニがあればなんとなく立ち寄ってしまって飲み物やお菓子を買ってしまう、という習慣がある人は、まずその行動を辞める必要があると思います。
「なんとなく」使っているものも、積もれば大きなお金になってしまうものです。
ちゃんとお金を貯めている人は、ちょっとした無駄遣いをしない人ともいいます。
コンビニに行くときは、弁当を買うときだけ、コーヒーを買うときだけ、それ以外では立ち寄らない、などのルールを決めると良いと思います。
また、買いたいものが特にないのにぶらぶらとショッピングセンターを除くという行動もあまりおススメはしません。
本当に買いたいなと思うものがあったときのみ、買い物に行くという習慣をつければ、それだけでも無駄遣いは減ってくるはずです。
ショッピングに出るということの他に、お金を使わない別の過ごし方を考えてみるのも一つの方法です。
例をあげると、自然の中に出かける、図書館へ行く、などがおススメです。
本当に欲しいものだけを買う
買い物は楽しいもので、欲しいというものが見つかったときの喜びは大きいものです。
しかし、欲しいな、と思うもの、理想としているものが見つからないこともあると思います。
また、欲しいなと思ったものが予算オーバーで今は手は出せない、なんてこともあると思います。
そんなときは、妥協して他のものを買わないほうが良いのです。
予算がないから、とか、同じようなものでもちょっと機能は劣るけど安いから、などと言う理由で購入しても、結局どこかに不満が生まれてしまいます。
本当はAというブランドショップのバックが欲しかったけど、高い、出向いたお店には置いていない、などという理由で違うショップで同じようなバックを買った、こういうのも後で後悔してしまうことになります。
結局欲しかったバックではないのでまた次に別のバックが欲しくなったりするのです。
本当に欲しいな、というものがあるのなら、その時は買えなくても、後でお金を貯める、上手にやりくりをするなどして欲しいものを買った方が後の満足度が変わってきます。
そして、本当に欲しいと思って手に入れたものは、その後も大事に長く使うことになって、結局お金を大事に使ったということになるのです。
高級志向の友達を見習う
安物買いの銭失いについついなってしまう人は、いつも品質の良い少し値の張るものを使っていたり身に着けている友達などを見習い真似てみるとよいと思います。
まずは品質が良く値段も高いものを身に着けている人を観察し、自分自身自身が身に着けているものと比較をしてみましょう。
おそらく、お金をかけていない自分自身よりもお金がかかっている人の方が、同じ人間でもおしゃれで素敵に見えるはずです。
人は、身に着けるものによって雰囲気ががらりと変わるものです。
いいものを身に着けている人は、品が良く落ち着いて見えますし、逆にチープなものばかりを身に着けている人は、庶民的で貧乏くさい人に見えてしまいます。
実際に、自分自身はお金がないわけではないけれども、つい物を買う時は安いもので済ませてしまうなんて人もいると思います。
もちろん、安くても良いものはありますが、洋服などはやはり生地の品質などからある程度の値段がわかってしまうものです。
高級志向の友達が身近にいれば同じブランドで服などを買ってみることで、すこしずつ安物買いの銭失いではなくなると思います。
高品質の良さを知る
安物買いの銭失いをしている人の多くは、高価格、高品質のものの良さを知らないからというときが多いです。
少し高価だけれども品質の良いものを使っている人は、それだけの値段を出しても、良いものだということをわかっているからお金を払う気になるのです。
高品質のものがどれだけ良いかを知るためには、まず自分自身で高価格、高品質のものを購入し試してみる以外に他はありません。
そして高価格のものを購入してしまうと手持ちのお金も減るため買い物をする機会が減り自然と安物買いの銭失いではなくなっていきます。
例をあげると、冬用のコートを一枚欲しいと思ったときに、いつもの安物を買うのは避けて、デパートや百貨店などで生地の良い高価格のものを一枚買ってみるのがおススメです。
コートというのはその毛質で品質が悪いか良いかの判断が誰にでもわかりやすいものです。
高品質のコートを羽織り、いつものコートとまったく違うことがわかれば、次から安物のコートを買いたいとは思わなくなると思います。
また、高級なものは丁寧にお手入れをすることで長持ちするので、それだけのお金を出して買う価値は充分にあります。
買い物をする時に本当に必要かどうか考える
買い物をする回数がそもそも少なければ、安物買いの銭失いになってしまうこともありません。
安物買いの銭失いになってしまう人の特徴としては、元々ケチなのに物欲の強い人が多いです。
最近では、ネットやSNSなどで「この商品が人気!今、もっとも売れている!」などの記事を見てしまうとついつい自分自身もほしいと思ってしまうものです。
このように自分自身自身の物欲を掻き立てないためにも、あまりネットなどをチェックするのは控えた方が良いと言えます。
しかし、外出をすればついついかわいいと思ったものや流行のものなどを手にしてしまうかもしれません。
そんな時は、「これは本当に今、自分自身にとって必要なものなのか?」「家にあるもので代用はできないだろうか?」など一度立ち止まって考えてみましょう。
同じようなものが家にあったり、これはあまり使う機会がないかな…と思われるようであれば、購入を控えます。
本当に必要だと思ったときだけ買い物をするようにするのです。
安物買いの銭失いになってしまう人は、買い物癖がついてしまっている人が多いので、治すためにも買い物をする際に本当に必要か一度立ち止まることが大事です。